2018/11/21




□■ 大井川鉄道 南アルプスあぷとライン ■□
南アルプスあぷとラインは、大井川の上流渓谷を、ゆっくりと走る鉄道で、千頭~井川までの25.5kmです。
井川線区間は、水力発電所建設の資材運搬用トロッコとして建設され、山あいを縫うようにカーブが多く、
トンネルも小型で列車サイズもそれに合わせて、小さな車両を使用しています。
また、一部区間では「国内唯一のアプト式機関車」を使い、「鉄道日本一の急勾配」を登降します。
正式名称は「大井川鉄道井川線」。愛称は「南アルプスあぷとライン」。
お客様によっては「森林鉄道」「トロッコ列車」と呼ぶ方も多くおります。


今回2回目の乗車です。前回は2013年でした。




大井川本線 
島田市 金谷駅~千頭駅を結んでいます

1976年(昭和51年)に日本で初めて蒸気機関車の動態保存を始めて、現在でもほぼ毎日運転されています。
千頭駅からあぷとラインに乗り換える観光客が沢山います。





前回と同じ、お弁当を駅の売店で購入。 




千頭~井川までの25.5kmをゆっくり約1時間50分で走ります。
前回は、千頭~接岨峡温泉まででしたが、今回は、もう少し先の閑蔵までの1時間30分。





紅葉は噂ほどではないけど、天気も良く、のんびり電車旅が楽しい!!








いちしろ駅でのアプト式機関車の連結
このアプト式機関車には「ラックホイールピニオン」という坂道専用の歯車が付いていて、線路の真ん中に敷設された
「ラックレール」という歯形レールを噛み合わせて坂道を上り下りします。
列車全体を制御し、万一のトラブルに対応するため、常に坂の下側にアプト式機関車を連結。




青島ダムまでの鉄道日本一の急勾配区間90/1000を上り下りするために、「アプト式」が採用され、
アプト区間ではアプト式機関車を列車最後尾に連結をして運行します。






青島ダム
このダムを造るための資材運搬用に、中部電力によって井川線が作られました。
中部電力から大井川鉄道が運営を委託されています。







奥大井湖上駅
奥大井湖上駅から北東に架かるレインボーブリッジ(歩道)を渡り、井川線トンネル脇の急な階段を登ります。
階段の次は山道を一気に登ります。約18分程で舗装された道路に出ることができます。







千頭駅から閑蔵までアプトラインで行って、帰りは、閑蔵から千頭までバスに乗りました。
フリー切符を買えば、区間内乗り放題で、1人1800円です。 お買い得!!




道の駅 『奥大井 音戯の郷』のラウンジ『CAFEうえまる』で
ケーキとお茶をいただいて帰路につきました。